「木芸。陶芸。四人展」のDMはがきをデザイン作成しました。

最近、一般の方に、デザインの仕事は具体的にどうしているのか、想像がつかないと言われたので、ご説明します(^^)。
このDMはがきの場合ですと、お客様から文字内容と写真データをメールでいただきました。
その後に、文字をソフト「イラストレーターCS」にコピーして、書体や文字の大きさを選びます。
そして、文字と写真を配置します。
配置するときは、文字の組み方やバランスに気を配ります。
デザイナーと言うと、派手なイメージを持たれる方もいらっしゃると思いますが、印刷物のデザイナーが、1番気を使っているのは、この地味〜な文字組みです。
文章の右や左を揃えたり、タイトルや日付け、お名前等、重要な部分の文字は大きくしたりして、読みやすく、美しく配置します。
日本語は、漢字、ひらがな、カタカナ、数字、英文、記号等、タイプの違った文字が、連なって書かれますので、時には、1文字ずつ大きさや間隔を変えて、バランスを整えながら作業します。
今回は、陶芸や木芸等の美術品の写真でしたので、写真をトリミングする際には、背景のバランスに気をつけたり、作品自体は切れないようにしたりしました。
その他、細かい印刷のルールに従った作業もしています。
例えば、いただいた写真データの色がRGB(デジタルカメラや液晶ディスプレイ等に使われる画像再現方法)になっていたので、ソフト「フォトショップ6.0」で印刷用の色CMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)に変更、解像度は350dpiにしました。
おおまかに、このような作業をして印刷用のデータを作り、それをお客様に確認していただいて、OKが出ましたら、印刷工場にデータを送り、印刷してもらいます。
いつもしている作業ながら、言葉で説明するのは難しかったのですが、わかっていただけましたでしょうか?
この「木芸。陶芸。四人展」は、平成24年6月14日(木)〜20日(水)まで、福屋広島駅前店6階ギャラリークリエイトで開催されておりますので、ご興味のある方は、是非ご覧ください。
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posted by グラフィックデザイナー サトウカズミ at 14:06
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